【前編】メッシの引退…バルトメウ会長の使命
・迫りくるメッシの退団…
バルセロナで数多くの栄光を勝ち取り、今なおエースとしてクラブを牽引するレオメッシだが、メッシは既に31歳で今年で32歳となります。メッシもキャリアの終焉が少しずつ忍び寄ってきています。キャリアの事を考えればあと2.3年はこの驚異的な成績を維持する事は可能かもしれませんが、飛躍的に上がる事はまずないと思われます。このメッシの引退はシャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタと全く違うケースに陥ると僕は考えます。シャビとイニエスタの引退は凄く痛手となり、バルサはアイデンティティを失い、エンリケバルサは苦戦しMSNのカウンターサッカーの移行を余儀なくされました。ただ彼らを失ってもこの成績を維持してるのはメッシやスアレスの決定力です。彼らはいい意味でバルサ哲学を崩壊してしまいした。パスとかティキタカとか関係なくいつどんな状況でもゴールやアシストをしてくれました。こんな選手世界中どこにもいません。メッシが5度、スアレスが2度 過去9年間で計7回ヨーロッパゴールデンシューを獲得した選手が同じチームにいることなどこんな時代2度とこないのでは!?うん。絶対来ません。
結論から言えば、パスを出せる選手を失うよりもゴールを毎試合決めてくる選手を失う方が必ずチームは停滞します。マドリーはモドリッチを失うよりもクリスティアーノを失なった方が停滞すると思います。いくら優秀な指揮者がいてもそれを演奏するバイオリニストがいなければ音楽は成立しません。今のマドリーはベンゼマが復活していますが、前半戦の不調は点を取る人がいなかったから1時期9位まで落ち込みました。
先日バルトメウ会長はインタビューに応じました。そのコメントを紹介したいと思います。
「いつかメッシは引退すると言うだろう。私たちはその日のために準備しないといけない。この成功の時代を続けるために、何人も優秀でかつ若い選手をここ数年集めている。それが私の責任であるからね」
とコメントしています。レオメッシという超メガクラックを失う日が刻々と近づいてるなか、バルトメウ会長は近年莫大な投資を続けています。
・アルトゥール🇧🇷 4000万€
・ラングレ🇫🇷 3590万€
・マウコム🇧🇷 4200万€
・デンベレ🇫🇷 1億4500万€
・セメド🇵🇹 3500万€
・コウチーニョ🇧🇷 1億6500万€
・デヨング🇳🇱 7000万€
期待の若手と+物凄い額です。よくもまぁこんな金額倉庫にありますね。ここに書いた選手は全員成功していると思います。デヨングはこれからやね! マドリー戦、怪我かもしれないが頑張れ! アルトゥール🇧🇷はシャビの代役、ラングレ🇫🇷は見事ウムティティの穴を埋め、マウコム🇧🇷はクラシコで活躍、デンベレ🇫🇷は2年目にして大ブレイク、セメド🇵🇹はセルジロベルトを脅かし、コウチーニョは復調に期待です。このような選手を獲得した理由はある失敗にあります。バルトメウ会長は2016年に夏に行ったミドルクラスの選手を積極的に補強しました。
・アンドレゴメス🇵🇹
・デニススアレス🇪🇸
・パコアルカセル🇪🇸
・ディニュ🇫🇷
と控えになる選手を獲得しましたが、全くスタメン勢を脅かす事がわずか2年で放出されました。特にアンドレ・ゴメス🇵🇹は物凄い大金を投資しましたがメンタル的な問題もあり意気消沈してしまいました。この控えとなるミドルクラスの失敗を反省し、レギュラーになり得る選手、また準レギュラーを獲得し始めました。やはりバルセロナは控えはカンテラに任して、クラックを獲得した方が良さそうです。
◎三十路レギュラーがいなくなったら!?
現在バルサの三十路レギュラーは、
リオネル・メッシ🇦🇷
ルイス・スアレス🇺🇾
イバン・ラキティッチ🇭🇷
ジェラード・ピケ🇪🇸
の6人がバルサのレギュラーを確立して彼らがバルサの中心選手です。もし彼らが退団したらバルサがどうなるかシュミレーションしてしました。
とかなり今の面子と比べるとかなり知名度やクオルティーは下がりますね💦 注目ポイントは
・デリフトの獲得
・デヨングのアンカー起用
・ヨヴィッチのCF
・デンベレの覚醒
・デリフトの獲得
現在重鎮のピケの引退は割と早いかと思われます。彼はプレー面よりもビジネスに力を入れてるのは間違いない!?と思うくらいの活動ですよね。彼の活動から近い将来会長になるのは早いでしょう。バルトメウ会長はトゥールーズからヴァラン2世と言われるトディボを獲得しました。バルトメウ会長は干されてるトディボを救い、現在バルサの練習に参加させトレーニングさせてますが、正直彼がどこまで力があるのか分かりませんので、僕はデリフトを入れてみました。代理人とライオラさえいなければ、親友のデヨングがいるバルセロナに来るのは確実でしょう。彼のスピード、ビルドアップ能力、経験値からいうとピケの後釜にハマるのは間違いありません。ムバッペの対人に勝てるCBはそうはいませんしね、将来ピケよりもいい選手になるかもしれません。
・デヨングのアンカー起用
正直僕はこの起用は反対ですが、リキ・プッチがいるので仕方がなくここに入れてみました。現在リキ・プッチの成長ぶりが著しいです。僕は毎試合バルサBの試合を見てますが、リキ・プッチだけは別次元の選手です。これはカルロス・アレニャを思い出せます。昨季と今季アレニャはBチームの試合に参加していましたが、アレニャのいい意味での場違い感凄かったですよね笑 それに同じ感覚を僕はリキ・プッチのプレーから感じました。デヨングはアンカーの選手ではなくダブルボランチの方が生きる選手ですよね。ですから試合中、アルトゥールが降りてきてダブルボランチを結成すればかなり安定するかと思われます。マドリーはトニ・クロースが左に落ちる、モドリッチが右に落ちる事でかなり安定しています。これをデヨングとアルトゥールにやらさればかなり安定するかと思われるので僕はこれを押しました!
・アレニャらのカンテラーノ勢
僕はアレニャの右ウイングに置くことを考えます。現在彼は右インテリオールに入って大活躍をしていますが、僕が彼にやって欲しいプレーはマンチェスターシティのベルナルド・シルバ🇵🇹です。シルバは右のウイングとインテリオールを務めてペップのサッカーを見事体現させてます。彼の運動量、左足の精度、是非参考にして欲しいですね。僕は彼を右から中に入って来させて、そのスペースをセルジロベルトに使わせてサイド攻撃を活性化させたいと感じました。これは10月のエル・クラシコの、ラフィーニャがやっていた役割ですよね。コウチーニョとラフィーニャがハーフスペースにポジションをとり大外レーンをジョルディ・アルバとセルジロベルトが自由に使う。この戦術をシャビにも是非やって欲しいと思います!!
・デンベレとヨヴィッチに関してはまた後日…
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